精神保健福祉援助演習の授業風景

社会福祉分野 榎本悠孝准教授より

本学では指定科目の修得によって、社会福祉士国家試験受験資格とともに精神保健福祉士国家試験受験資格の取得が可能です。精神保健福祉士とは、うつ病や統合失調症、アルコール依存症や認知症といったこころの病気や障害を持った方への専門的支援を行う国家資格の専門職です。今春卒業した現代日本社会学部一期生も精神科病院や一般病院、障害者施設、三重県立小児心療センターに勤務し支援を行っています。

写真はクライエントからの電話相談を想定して模擬訓練(ロールプレイ)を行っています。クライエント役と精神保健福祉士役の間に、ホワイトボードで衝立をし、相手の表情が見えない状況で訓練をしています。

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電話相談は、対面した相談とは違ってクライエントの表情や姿勢が読み取れないこと、声の大きさやトーンを正確に把握できないこと、またこちらの相づちや表情を伝えられないなど、コミュニケーションにおいていくつかの制約があります。

社会福祉の援助では、援助開始が電話相談から始まることも多いので、専門的な面接技術を駆使してクライエントに心を開いてもらい、支援につなげていく努力が必要となります。