職場体験付講座「京都の老舗」第3回(2月14日(月))報告

“大学を挙げて京都の老舗企業へ就職活動促進”

職場体験付講座「京都の老舗」第3回(2月14日(月)) 開催のご報告

コーディネーター:現代日本社会学部・伝統継承文化創造コース

准教授:岩崎 正彌

去る2月14日(月)に、皇學館大学・就職課の主催により「職場体験付講座」第3回「京都の老舗③」が実施さまれました。これは、伝統産業や京都文化に興味のある学生を、京都の代表的な老舗企業に案内して、各企業のトップの方からご講話を承り、参加学生の教養や見聞を広め、就職への機縁をつくり、各自の就業意欲を高めることを通じて、就職活動の支援を目指すためのものです。

 当日は、学生11名(文学部7名、現代日本社会学部4名)(1年生8名、2年生2名、4年生1名)が参加、8時に宇治山田駅をバスにて出発。車中で私から講義「企業はどのような人材を採用したいか」をさせていただきました。

 最初の訪問地として、京漆器「象彦」(岡崎)へ。代表取締役社長の西村毅さまより、漆器の製作過程や蒔絵の見どころなどについてご講義をいただき、2階に展示されている蒔絵作品をご解説いただきました。さらには、欧州の一流デザイナーとのコラボレーションによる特製万年筆や、文字盤に蒔絵が施された最高級腕時計など、最新のお取組みについてご紹介をいただきました。

 次は、京扇子「宮脇賣扇庵」(六角富小路)へ。相談役の宮脇祥三さまより、京都本店2階の和室にて、京扇子の歴史や特長についてご講義をいただき、店内に展示されている扇の数々についてご解説をいただきました。

 三番目に、京麩「半兵衛麩」(五条橋東)へ。昼食「麩料理・むしやしない」を堪能した後、取締役会長・十一代・玉置半兵衛さまに、創業以来のこと、石門心学のこと、祖父や父から教えられた人の道、就職してから大切なことなどを、ご講義いただきました。

 再びバスの人となり、(伊勢の天候は雪でありましたが)無事に伊勢に帰還し、解散となりました。

 参加学生からは「大変貴重なお話を伺うことができていい経験になりました。」「どのお店でも素晴らしいものを見せていただき、とても幸せです。」「日本の伝統文化、商業マネージメント、社会の考えかた、道徳など、様々なことが勉強になりました。」「これからの自分の将来について参考となる話を伺えたと思う」などと感動のレポートが寄せられました。

それぞれの見学先の皆様に心より感謝申し上げるとともに、今後も京都をはじめとして大阪・名古屋・東京などの文化企業との交流を深めることにより、本学の学生がますます社会に貢献できるよう、祈っております。

京漆器「象彦」

京漆器「象彦」

京扇子「宮脇賣扇庵」

京扇子「宮脇賣扇庵」

京麩「半兵衛麩」

京麩「半兵衛麩」