第11回現代日本塾 駐日 ドイツ連邦共和国大使 フォルカー・シュタンツェル 先生「「日独交流150周年の意義-日本学・合気道・そして日本-」開催報告

現代日本社会学部 岩崎正彌 准教授

 七月二十八日(木)、駐日ドイツ連邦共和国大使のフォルカー・シュタンツェル先生を講師に迎えて、第11回「現代日本塾」が開催されました。

 先生は、フランクフルト大学で日本学を専攻された後、京都大学に三年間留学されました。その折に、台湾経由で鹿児島からヒッチハイクで宮崎にむかう途中に合気道に出会われました。以来、京都大学でもドイツに帰られてからも合気道の稽古を続けられ、駐日大使館職員勤務として再び日本に戻られた時に二段を取得されていらっしゃいます。駐日大使の中でも、最も日本文化をご理解されていらっしゃる大使です。

 今回は、ご講演の前日に、皇學館大学の授業「合気道」の授業に立ち会われて、植芝守央道主(本学特別招聘教授)の指導のもと、学生たちとともに汗を流され、NHKの取材にもお答えになられました。

 当日は、神道博物館をご見学していただき、記念館茶室にて現代日本社会学部教員と懇談いただいた後、本学の学生および教職員約二百人の前で「「日独交流150周年の意義 ――日本学・合気道・そして日本――」」と題するご講演を、流暢な日本語でお話いただきました。

 大使は、日独両国の友好の歴史を紐解かれつつ、両国ともの自由主義経済圏の中規模国としての役割、特に東日本大震災を経ての、ドイツの新たなエネルギー政策等にも言及されました。また、学生からの活発な多くの質問に丁寧にお答えいただきました。

 受講者一同、大使のご講演により、グローバルな視点からの、日独両国のこれからの益々の相互理解と、世界へ共に果たしてゆく大きな役割について、改めて深く理解をさせていただくことができました。

 本学「合気道」授業にて

本学「合気道」授業にて(写真右は植芝守央道主)

本学神道博物館にて

本学神道博物館にて

講演中の様子

講演の様子