福祉計画・社会福祉分野 授業報告

 現代日本社会学部の中核的科目のひとつである「現代日本演習Ⅰ」の後半企画として、福祉計画・社会福祉分野では、下記のように6名の外部アドバイザーを招聘しました。デスクワークを通して学んだ社会福祉について、それがいわゆる「現場」においてどのように展開されているのか、それを3年目の若い現場従事者、10年のベテラン、そして指導的立場にある方々6名にお願いしました。新鮮な内容の連続で、受講生は活発な質問とともに、6名のアドバイザーにはそれぞれに学生による感想文をお送りしました。6名のアドバイザーの皆様、ありがとうございました。

(担当教員:山路克文、守本友美)

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◆児童関係:(11月2日)前川リサさん(本学社会福祉学部卒業生) 生活指導員(資格:社会福祉士、教員資格(福祉)、特別支援教員他)

勤務先:社会福祉法人 里山学院 児童養護施設「里山学院」

*前川さんは、現場経験3年目の児童養護施設の指導員をされ、現在3年目です。当日は、施設の子どもたちの様子や、苦労話、将来の夢、そして社会福祉士国家試験受験の心構えなど、盛りだくさんの内容で学生たちに勇気を与えていただきました。

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◆地域福祉:(11月9日)竹澤尚美さん(資格:社会福祉士、精神保健福祉士他)

勤務先:伊勢市社会福祉協議会伊勢支所地域福祉課 福祉サービス事業係

*竹澤さんは、現在、社会福祉協議会の地域組織活動で活躍されております。現場経験10年のベテランさんで、地域とのかかわりの勘所をたくさん教えていただきました。竹澤にお世話になり、以後ボランティア活動を続けている学生もたくさんいます。

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◆精神保健福祉分野:(11月16日)新村 綾さん(本学社会福祉学部卒業生)(資格:精神保健福祉士、社会福祉士)

勤務先:社会福祉法人 夢の郷 アンダンテ、 精神障害者支援事業所 夢の郷

*新村さんは、精神障害者の地域支援に関わって見えますが、卒業後3年目ですが、難しい相談業務に関わっておられます。専門病院との連携や地域の作業所・事業所との連絡調整と本格的なソーシャルワークを展開されております。

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◆障害児関係:(11月30日)柴田瑠美さん(本学社会福祉学部卒業生)(資格:社会福祉士)

勤務先:社会福祉法人 三重済美学院、 知的障害児施設 三重済美学院 児童指導員

*柴田さんは、三重県でも歴史の古い大きな法人の職員として障害児を専門とする指導員です。預かっている子どもたちの厳しい家庭環境のお話があり、今日の児童問題や障害児問題の根の深さを痛感しました。

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◆障害者関係:(12月7日)淀谷祥子さん(資格:精神保健福祉士、社会福祉士、介護支援専門員他)

勤務先:伊勢志摩障害者就業・生活支援センター「ブレス」センター長

*淀谷さんは、伊勢市の障害者総合相談センター長として、また、伊勢市の障害者福祉の中核的人材のひとりです。今後の伊勢市の障害者問題と課題について熱く語っていただきました。

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◆地域包括・権利擁護:(12月14日)逵原 勝さん(皇學館高校卒)(資格:社会福祉士、精神保健福祉士、主任介護支援専門員他)(三重県社会福祉士会研修担当理事)

勤務先:社会福祉法人 多気町社会福祉協議会、 多気町地域包括支援践センター

*逵原さんは、地域包括支援センターにおける「社会福祉士」の行う総合相談の実際について、他機関他専門職との連携の難しさと大切さを、実際の例とともに語っていただきました。また、県の社会福祉士会の理事という立場から学生に対する期待なども語っていただきました。