研究旅行報告(新田ゼミ)

私達、政治経済分野の新田均先生のゼミ生は、春学期から、自分達の職業希望にあった訪問場所を選び、訪問地ごとに何人かのグループを作って、学生自身が計画を立て、訪問先との連絡調整をして、研究旅行に出かけました。その報告をします。(井上綾佳)

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 9月10日(月) [1日目]   

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第1訪問地 皇宮警察・皇宮警察学校 

 皇宮警察は天皇皇后両陛下ならびに皇族方の護衛と、皇居・御所・御用邸などの警備を行う警察です。警察学校の外観は、古き良き日本を感じさせるようなものでした。広報の方から、皇宮警察の概要について説明を受けました。皇宮警察には、警備部、護衛部、警務部門の三部があり、役割分担をしながら皇室の皆様をお守りしていることのことでした。また、皇宮護衛官は、スキー、テニス、柔道、剣道などを習得する必要があるとも学びました。これらの技能は、警察学校に6か月通うちに、身についていくそうです。

警備用バイク

警備用バイク

武道場

武道場

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 警備用のバイクを見学し、警察学校の武道場の中も見せてもらいました。天皇陛下が試合をご覧になる玉座があって、やはり、特別な場所なのだと感じました。外では、トレーニングをしている方もいて、日々の訓練に励んでおられる様子を垣間見ることもできました。

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第2訪問地 靖国神社・遊就館

 靖国神社は、言うまでもなく、幕末から先の大戦までの間に、日本の国ために尊い命を捧げられた方々をお祀りしている神社です。その博物館である遊就館には、英霊の方々に関連した遺品が、たくさん展示されていました。その展示品を見学していくうちに、「この方々のお気持ちに応えるために、今の私には何ができるのだろうか。」と考えだしました。日本の未来のために、戦ってくださった方々のためにも、一日一日を大切に、強く、逞しく、感謝しながら、思いやりをもって生きることが大事だと感じました。

 靖国神社については、今まではテレビで映っているところしか知らなかったため、境内が広くて驚きました。正式参拝のために長い廊下を歩いていく時、通っていく風が心地よく、心が落ち着き、さわやかに参拝することができました。

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 宿泊所 東京帝国ホテル

 ディナーバイキングは最高でした。とても贅沢な気分になりました。

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 9月11日(火)「2日目」

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 第3訪問地 防衛省

 到着後すぐに、なかなか見ることができない儀仗隊の皆さんを見学することができました。市ヶ谷記念館の方では、防衛省の歴史や市ヶ谷駐屯地だった時の歴史、先の大戦や東京裁判について学びました。特に、記念館では、東京裁判の時の判事、被告、報道関係者の座席など裁判所内部の様子を知ることができました。

防衛省1

防衛省1

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防衛省2

防衛省2

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記念館には、多くの展示品があり、当時のことが浮き出てくるような雰囲気でした。他には、厚生棟を見ました。売店や食堂など、自衛官や職員の方々がすぐに利用できるようになっていました。ちなみに、自衛隊オリジナルのお土産も売っていました♪ 屋外ヘリ展示場では、実際にヘリに試乗することができました。停止している状態ですが、少し緊張しました。最後に、殉職者慰霊碑に行きました。心が少し痛みました。私達のために日々厳しい訓練を行っている自衛隊の皆さんに、本当に感謝の気持ちでいっぱいになりました。

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第4訪問地 国会議事堂・衆議院議員会館

 中学校の中学旅行で訪れたことがありましたが、大学生になってから訪れてみると、また違った観点から見ることができました。大学生になって学んだ知識を、ガイドさんの話と照らし合わせながら見学しました。ガイドさんに教えてもらった「豆知識」も楽しかったです。

 自民党本部では、「三ツ矢のりお議員」と懇談することができました。今の日本がかかえる問題や解決策について語って頂きました。なかなか直接、議員さんと話をする機会はありませんし、まして、国会見学後に聞くと、臨場感が違い、本当に貴重な時間でした。

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第5訪問地 消防博物館

 新田ゼミには消防士希望の学生が結構います。そこで、ここを見学することになりました。昔使われていた木でできた消防車や現在に近い救急車が展示されていました。また、消防ヘリのシミュレーターの機械があり、操縦してパイロットの気分を味わってみました。他には、昔の消防士の服装がありました。今の消防士の服装と違って、着物のような作りで何枚も布が重なっている形でした。

消防博物館1

消防博物館1

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消防博物館2

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 ガスボンベ背負い、消防用の服を着て、何トンもの水圧がかかるホースを持って活動している消防士の皆さんの日々の訓練はさぞ大変なのだろうと想像しました。

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 9月12日(水)「3日目」

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第6訪問地 東京証券取引所

 日本の金融の中心地だというのに、内に入ってみると、驚くほど静かでした。よくテレビのニュースに映っている企業の株の値が書かれている大きなスクリーンがありました。職員さんたちがコンピューターのずっと静かに見つめていました。

最初に、別室で株式、株式市場、株取引きなどの説明を受け、その後、ゼミの皆で、「株取引のシミレーションゲーム」を行いました。元手は10,000,000円。実際にやってみると、突然入ってくる経済情勢ニュースを理解し、判断するのに苦労し、売買のタイミングをうまく掴むことができませんでした。私の場合は、利益どころか損益になってしまいました。ショックでしたが、また株の勉強してみたいと思いました。

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 第7訪問地 お台場・フジテレビ

 昼食と休憩を兼ねて、お台場に行き、フジテレビなどを見学しました。「踊る大捜査線」のキャンペーンなどをやっていました。

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第8訪問地 NHK放送博物館

 報道関係を志すゼミ生が選んだ訪問地です。玄関からすぐのところに、現在の放送で使われているカメラの元になった機械が展示されていました。ガイドさんの説明で、日本が最初に「画面にものを映し出す」技術を開発したと知って驚きました。二・二六事件のときの映像や太平洋戦争終戦の玉音放送で使われたテープも残っていました。戦争の記録が現在にも残っているのも、放送の技術があったからだと感じました。

 他のブースでは、紅白歌合戦の歌手のサインの展示を見たり、大河ドラマの衣装などを見て、時代の流れを学びました。効果音を出す道具が展示されているコーナーでは、様々な身近なものが工夫して使われていたのに驚きました。放送・報道の歴史を語ってくれたガイドさんの話がとても熱く、楽しい時間を過ごすことができました。

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 第9訪問地 神楽坂の料亭

 東京最後の夜だったので、他のゼミと合同で、神楽坂の料亭で宴会をしました。仲間と懇親を深められたのはもちろんですが、料亭のサービスで三味線なども聞けて有意義でした。帝国ホテルに帰る前に首都高速をバスで一周して、東京の夜景を楽しみました。ライトアップされたスカイツリーはとても幻想的でした。

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 9月13日(木)「4日目」

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第10訪問地 乃木神社

 日露戦争の旅順攻略戦で名高い乃木大将をお祀りしている乃木神社を参拝しました。乃木神社は乃木大将の旧宅の隣にあり、乃木大将と子供たちが話をしているような銅像が建っていました。この銅像を見ていると、乃木大将の人柄の良さと人々から愛されていた様子が、すごく伝わってきました。私も、多くの人から親しまれ、信頼される存在になりたいと思いました。

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第11訪問地 明治神宮

 今年は明治天皇崩御から百年、乃木大将の殉死からも百年にあたります。それを記念して、明治神宮文化館で記念展示が行われていました。神宮の中をどんどん進んでいくと多くの木々があり、太陽の光が綺麗にあたって美しく、木のいい香りがして心が落ち着きました。

正式参拝のために回廊を通った時、何か歴史の流れのようなものを感じましした。参拝後に御神楽を拝見したのですが、巫女さんの舞を見ていて、自分自身が遠い時代にタイムスリップしたような感覚になりました。雅楽の演奏は、日本人の心を呼び覚ますような、心に響く音色でした。

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第12訪問地 新幹線中央制御室

 現代日本社会学部長の宮川先生がJR東海の顧問をしておられ、客員教授の田尾憲男先生が鉄道情報システムの監査役でいらっしゃる関係で、新幹線の中央制御室を見学することができました。新幹線の心臓部である制御室に入り、仕事の内容や機械の説明を受けました。司令室は6つの部に分かれており、24時間体制がとられていました。1日の運行計画が書かれている表があるのですが、細かい部分は手作業で、定規を使って書いていることに驚きました。さらに、司令室の職員の人達は長い研修を受けてから業務につくとのことで、私達が安全に楽しく旅を楽しめるのも、司令室の職員さんたちのお陰なのだと感じました。

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 帰りの新幹線では、疲れが出て、みんな静かに眠っていました。少し疲れましたが、とても楽しく充実した三泊四日間でした。