研究旅行報告(岩崎ゼミ) その3

3日目:

東京にも伝統工芸がたくさん。その筆頭は、その名も「江戸」を冠した「江戸小紋」と「江戸切子」。それぞれの第一人者の営む工房に、かねてより見学の依頼をいたし、事前に御挨拶にも伺って、この日の授業をお引き受けいただきました。

・江戸小紋「(有)小宮染色工場 小宮康正 様」

〒124-0025 葛飾区西新小岩3-7-4

世に名高い「伊勢型紙」(三重県鈴鹿市白子)は、この江戸小紋染の型紙として使用されているものであります。この道の第一人者でいらっしゃる小宮康正さまは、伊勢から伺わせていただいた私たちに懇切丁寧に制作工程や勘所をお話ししていただきました。「伊勢型紙」の本当の意味を理解する機会となりました。着物としての江戸小紋が多くの方々に愛されて、着こなされてゆくことを祈っております。

江戸小紋・小宮染色工場(1)

江戸小紋・小宮染色工場(1)

江戸小紋・小宮染色工場(2)

江戸小紋・小宮染色工場(2)

江戸小紋・小宮染色工場(3)

江戸小紋・小宮染色工場(3)

・江戸切子「(有)小林硝子工芸所 小林淑郎 様」

〒124-0025 葛飾区西新小岩3-7-4

透明ガラスの(あるいはさらに色ガラスを被せた)器に、グラインダーで表面にカットを施して作る器「切子」は、欧州を源として長崎を経由し、天保年間には江戸伝馬町に専門店が開業。以来、薩摩に伝えられた「薩摩切子」とともに「東京切子」ともいわれるカットガラスの生産が、錦糸町を中心とした下町で今も行われています。小林淑郎さまは江戸切子・東京カットグラス工業協同組合の前理事長。その歴史や技術について詳しくお話をしていただきました。私も学生の何人かは小さなグラスを購入させていただきました。家宝として大切に使わせていただきます。

江戸切子・小林硝子工芸所(1)

江戸切子・小林硝子工芸所(1)

江戸切子・小林硝子工芸所(2)

江戸切子・小林硝子工芸所(2)