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現代日本社会学部の教育の特色を紹介します。

段階を踏まえ、安心して伸び伸び学んだ学生が巣立ちます。

1.充実した「導入教育」を行なっています。

●「日本創成会議」 今、日本に、世界に、応えられる人材になる。

 授業「プレセミナー」で、問題を解決する人材をめざしてゆく

 現代日本社会学部では、入学直後からの「導入教育」に力を入れています。
 まず、1年生の春学期に授業「キャンパスセミナー」で、グループ研究「日本創成会議」を行います。
 初年度は「伊勢から日本を動かそう」、第2年度は「東日本大震災からの復興」をテーマに、学生たちはグループで討論し、問題の中から課題を見つけ、調査研究を行い、その解決方法を策定し、提案いたします。
 これからの就職戦線で勝ち抜いてゆくことができるように、国数英のプレスメントテストに合格し、基軸、基幹、基礎、基盤の科目を習得し、社会の各界で求められてゆく「課題を見つけ、問題を解決してゆく人材」となることをめざします。

 

千の杜へ一泊二日の研修を行い、グループ研究「日本創成会議」に取り組みました。
     
 
1年生の優秀チームによるプレゼンテーション。 ご招待した清水潔学長から講評を賜りました。  

 

2.ひとりひとりが「志を立てる」教育を行なっています。

●「立志式」 「立志状」に世の為人の為となる「志」を記入し誓う。

 現代日本社会学部では、1年生から2年生に進級する3月末に、「立志式」を挙行いたします。
 平成23年には3月28日(水)に、新2年生(第二期生)が全員集合し、ご来賓・学長・学部長・教員・同級生の前で、それぞれの「立志状」を読み上げました。各分野の代表学生が、それぞれの分野で「世の為、人のため」に役立つ活躍をいたすべく「志」を立てて誓う瞬間です。今年は鈴木英敬三重県知事および鈴木健一伊勢市長からのメッセージも披露され、報道各社の取材も受けました。この後に記念講堂前で記念撮影をしました。

 

スーツ姿で集合・国歌斉唱。

それぞれが「志」(こころざし)を誓う。清水学長の訓示
伊勢ケーブルテレビHPの中に、ニュース動画が掲載されています

     
   
記念講堂前で、集合写真を撮りました。    

 

3.それぞれの夢にむかって「自主的な研究」に取り組めるように導いています。

●「現代日本学会」 就職先をテーマとする自主研究を発表し、世に問う。

 現代日本社会学部では、それぞれの学生の「志」を実現化するため、それぞれの向かう「職業」の分野に関連する課題をテーマに、それらを解決する方法を提案する「自主研究」を推奨し、自立的運営を支えています。
 すでに、警察官や自衛官をめざす学生たちは「安全保障研究会」を、公務員となって地域経済の活性化をめざす学生たちは「地域社会研究会」、そのほか事業所や公務員を目指し「社会福祉研究会」を、地場産業・家業を学んでゆく「伝統文化研究会」などを設立。学部内学会・「現代日本学会」などで発表。その具体的な成果をメディアなどを通じて直接に就職先、進学先へ訴えてゆきます。

 

10月29日(土)現代日本学会で、政治経済研究会・安全保障研究班の学生3名から、自衛隊での研修について報告がなされました。 地域社会研究会は、10月22日(土)に「全国まちづくりカレッジ」の取組みとして、京都府宇治市の商店街に出店しました。
   
地域社会研究会は、7月23日(土)に伊勢市の新道商店街に出店して震災復興の取組みをいたしました。 8月11日(木)、伝統文化研究会は、伊勢市内の旧跡「河崎商人館」と、神具製造会社「宮忠」を見学しました。

 

4.日本の本質を感得し、体得し、内・外で体現でき、生き抜ける教育に
 つとめてきました。

実習・演習を重んじる独自の教育体制

●「文化継承実習」  洞察力(感得)、即応力(体得)を身につけて、
 日本を内・外で体現するために

 現代日本社会学部では、2年生から授業「文化継承実習」で茶道・合気道・礼法を中心に、薙刀・雅楽・和歌の中から一つを選んで受講することができます。3年間を通して、一流の講師のもとで、ひとつの「道」に入門して、稽古を重ねることを通じて、日本人としての品格と感性、洞察力・即応力および忍耐力・実践力を磨き、応用科学を超えた実践科学を極めます。

・授業「茶道」(ちゃどう):毎年夏に裏千家家元での夏季講習に参加します。

 「茶道」の授業では、毎年夏に、受講者全員が裏千家学園サマースクールに参加します。
 裏千家学園サマースクールは、裏千家茶道を学ぶ大学・短大・高校の茶道部や同年代の茶道を稽古している者たちを対象に開催されている伝統の研修会。全国から裏千家の茶道を学ぶ精鋭の学生が参加します。今年からは現代日本社会学部の文化継承実習「茶道」の履修学生が参加することになりました。
 特別招聘教授の淺沼博先生(裏千家正教授)の引率で、前日より京都入り。平成23年8月4日(火)5日(水)の二日間、割稽古・利休御祖堂参拝等など、改めて基礎的な心構えを鍛えていただきました。最後の裏千家今日庵への見学では、思いがけずお呈茶もいただき、参加学生はさらなる精進を心に誓うことができました。

 

茶道裏千家家元
本学客員教授
坐忘斎 千 宗室 先生
裏千家家元兜門の前で 裏千家学園にて割稽古・柄杓の扱い
     
 
風炉の灰形のお稽古 裏千家茶道正教授
茶道裏千家淡交会特別参事
本学特別招聘教授
淺沼 博先生
(毎週水曜日午前U「茶道」)
 

・授業「合気道」(あいきどう):ドイツ大使も稽古を一緒に

 平成23年7月28(木)、駐日ドイツ連邦共和国のフォルカー・シュタンツェル大使を講師に迎えて、第11回「現代日本塾」が開催されました。
 大使は、フランクフルト大学で日本学を専攻された後、京都大学に三年間留学されました。その折に、台湾経由で鹿児島からヒッチハイクで宮崎にむかう途中に合気道に出会われました。以来、京都大学でもドイツに帰られてからも合気道の稽古を続けられ、駐日大使館職員勤務として再び日本に戻られた時に二段を取得されています。駐日大使の中でも、最も日本文化をご理解されていらっしゃる大使です。今回は、ご講演の前日に、皇學館大学の「合気道」の授業に参加されて、植芝守央道主(本学特別招聘教授)の指導のもと、学生たちとともに汗を流し、NHKの取材にもお答えになられました。
 当日は、神道博物館をご見学していただき、記念館茶室にて現代日本社会学部教員との懇談の後、本学の学生および教職員約二百人の前で「日独交流150周年の意義 ――日本学・合気道・そして日本――」と題して、流暢な日本語でお話いただきました。 大使は、日独両国の友好の歴史を紐解かれつつ、両国ともの自由主義経済圏の中堅国家としての役割、特に東日本大震災を経ての、ドイツの新たなエネルギー政策等にも言及されました。また、学生からの活発な多くの質問に丁寧にお答えいただきました。 受講者一同、グローバルな視点から、日独両国のこれからの益々の相互理解と、世界で共に果たしてゆく役割について、改めて深く理解をさせていただくことができました。
前日に授業「合気道」に参加された大使。NHKの取材に応じられる 植芝道主(左端)の御指導により稽古に励む大使。この写真の相手は宮川学部長
終了後、前日の「合気道」の稽古の相手をした学生から花束の贈呈。 合気道道主
本学特別招聘教授
植芝守央先生
(毎週水曜午後V)
これが、ドイツ連邦共和国のクリスティアン・ウルフ大統領の神宮参拝(10月26日:左写真)、およびドイツ日本研究所の所長以下7名の学部での討論会(12月15日:中、右写真)の口火をなしました。なお国家元首が国賓として神宮を正式参拝するのは、1975(昭和50)年イギリス連邦元首エリザベス2世以来。

 

・授業「礼法」(れいほう):古式ゆかしく「元服式」を挙行

 平成23年11月22日(火)午後に、皇學館大学祭式教室で、現代日本社会学部の授業「文化継承実習『礼法』U」の一環として、弓馬術礼法小笠原流宗家三十一世の小笠原清忠先生(本学特別招聘教授)のご指導のもと、三重県の小笠原礼法社中の皆様のご協力をいただき、受講学生を対象とした「元服式」を公開授業として執り行いました。
 元服式とは、今で言うところの「成人式」であり、はじめて「冠」をつける儀式であるところから「加冠の儀」とも言われています。当日は、2年生の学生15名(うち、女性は1名)が、直垂(男子・ひたたれ)・水干(女子・すいかん)を身にまとい、烏帽子親(因(ちなみ)の親)役は佐古一冽理事長の代理として現代日本社会学科主任の新田均教授が衣冠姿で式を務めました。
 学生一同は、本格的な装束に身を包んで威儀を正し、厳粛な元服式によって、成人への心構えを確かなものにし、晴れ晴れとした面持ちで集合写真を撮影して、元服式を目出度く執り納めることができました。
本学の「祭式教室」が会場。神殿の前に熨斗三方・瓶子(へいし)・長柄(ながえ)・加柄(くわえ)が飾られた。所役(通い)・少人(新成人)介添役が所定の場所に着いたところ。
少人、座をたち柳の台に跪座し、因の親より冠(男子は風折烏帽子、女子は立烏帽子)が被せられたところ。この後に膳が出され、盃事(未成年には、酒に代わるものにて)が交わされた。
   
「元服式」の終了後に装束のまま、小笠原先生と、介添え等を務めていただいた三重県下の小笠原礼法社中の方々といっしょに記念撮影に納まる。
弓馬術礼法小笠原流宗家三十一世
本学特別招聘教授
小笠原清忠先生
(毎週火曜日午後V)

 

・授業「薙刀」(なぎなた)

 薙刀は、日本の女子の武道として発展してきた歴史を有します。明治・大正時代には、女子の良妻賢母教育に貢献する科目として国から公認され、礼節・清潔・貞操などを修練の中で身につけるよう期待されました。戦後は、スポーツとして国民体育大会などの女子の正式種目として競技化し発展してきました。世界各国の競技者にも指導をされていらっしゃる福田啓子先生より、薙刀の基本動作や技をお教えいただいております。

 

  全日本薙刀協会
なぎなた教士
全日本なぎなた連盟理事
福田啓子先生
(毎週水曜日午後W)

 

・授業「雅楽」(ががく)

 雅楽は我が国の誇る伝統文化の一つ。それは世界的にもっとも古いオーケストラの形式をもっていて、その完成度、音の持つ美しさは現代に至っても人々を魅了して止みません。雅楽は宮中をはじめ、社寺の祭典、法要など宗教的な場でも用いられています。本講義では、いちひめ雅楽会の飛騨大富先生より、特に「龍笛」について演奏法や雅楽の歴史概要と意義などを教授していただいております。

 

  いちひめ雅楽会役員
市比賣神社禰宜
飛騨大富先生
(毎週火曜日午後WX)

 

・授業「和歌」(わか)

 和歌は、いにしえより人々がそれぞれの思いを五七五七七の三十一文字に託してきた、日本の精神文化が込められた文学形式です。
  万葉集には、帝から皇子・姫や大臣から、兵士から農民まで、さまざまな立場の人々の詠んだ和歌が収められています。日本人は、その優れた和歌を、時代を超えて口ずさみ、愛してまいりました。
  古今集の序には「和歌(やまとうた)は、人の心を種(たね)として、万(よろず)の言(こと)の葉(は)とぞなれりける。世の中にある人、事(こと)・業(わざ)しげきものなれば、心に思ふ事を、見るもの聞くものにつけて、言いだせるなり。花に鳴く鶯、水に住むかはづの声きけば、生きとし生けるもの、いづれか歌をよまざりける。力を入れずして天地(あめつち)を動かし、目に見えぬ鬼神(きしん)をもあはれと思はせ、男女(おとこおんな)のなかをもやはらげ、猛(たけ)き武士(もののふ)の心をもなぐさむるは、歌なり」と述べられています。
  大辻隆弘先生から、和歌の歴史、和歌の魅力、和歌の作り方を学ばせていただいております。

 

歌人
現代歌人協会会員
現代歌人集会理事長
大辻隆弘先生
(毎週土曜日午前T)
 
     
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