ビジネスパーソンからのメッセージ

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日本のこころの故郷、伊勢の皇學館でともに学び、日本の未来をともに築こう。

少し気が早い話をしよう。数年後、君たちは必ず社会人になる。

しかし「現代社会」は、君たちが希望を持てる場所だろうか。

百年に一度といわれる世界的不況の中、内定取り消しや、社会的格差の拡大など、社会は多くの問題であふれている。政治家や学者の対策も効果がない。実は、それは当然なのだ。なぜなら現代社会の問題の原因は、行き過ぎた西洋の「個人主義・合理主義」にあり、まだ日本の文明を確立していないから。それを、今までと同じ学問で理解し、同じシステムで解決を試みるから失敗するのだ。時代の転機に際して必要なのは、他人を思いやり、限りある資源や資産を活かし合い、互いに助け合える社会の実現である。それは私たち日本人が、昔から守ってきた「日本のこころ」と「日本の技」を見直し、日本を体現することに他ならない。それは国内だけの話ではない。「もったいない」が環境・厚生問題を象徴するキーワードとして世界的に有名になったように、世界が清らかな「日本のこころ」を必要としているのだ。だから今、日本のこころの故郷である伊勢で、日本の姿を見つめ直し学問を深め、日本の未来を世界に提示し、実践し、実現できるリーダーを育てるために共に総合科学、実践科学としての日本学の中心「現代日本社会学部」を創設しよう。

君たちが生きる日本は、
これから志しある君たちが創っていくのだ。


石丸 典生/Tsuneo Ishimaru

揺るがぬ理念で、社会に奉仕せよ

石丸 典生/Tsuneo Ishimaru

Profile

株式会社デンソー

特別顧問

16世紀、ガリレイに始まる自然科学の発達とその後の産業革命によって人類は安全と便利を獲得した。しかし人間は享楽を追及した結果、今日の環境破壊を招いたのも事実だ。その反省に立ち、我々は科学万能主義を脱し、哲学と社会性の大切さを見直す時にきている。だからこの時期に現代日本社会学部が誕生し、しかも諸君が新学部を志そうとしていることに敬意を表したい。日本思想の中心である伊勢の地で日本文明の究明をめざすことは、世界を支える社会科学の基盤指針を究明することに他ならない。現代日本社会学部の学生が、将来、国内外に雄飛し、この地を日本研究の世界的拠点に育て、それを実践できる力量を備え、日本と世界の未来を変えてくれるものと信じている。

岡本 直之/Naoyuki Okamoto

歴史に学び未来を拓く

伊勢、飛鳥・奈良・吉野、京都、大阪など、日本の歴史の原点ともいえる地を結んで走っている当社は、沿線の歴史や文化への理解を事業の立脚点とし、沿線文化の顕彰や振興を社是としています。一方、当社の経営理念には「進取の精神」が謳われており、現状に安住することなく、常に新しいことに挑戦する気風を大切にしてきました。すなわち、当社は、地域の歴史や文化という揺ぎない土台の上に立って、会社の未来を見詰めてきたのです。これからの日本を担う君達も、まずは日本の歴史や伝統文化をしっかりと学び、日本の心の原点を深く理解することが大切です。その基盤の上で現代社会の諸問題に切り込み、日本の明るい未来を拓いて欲しいと思います。この現代日本社会学部は、そのための道標として、君達を正しく導いてくれることでしょう。

岡本 直之/Naoyuki Okamoto

Profile

近畿日本鉄道株式会社

代表取締役副社長


須田 /Hiroshi Suda

現代日本社会学部に期待する

須田 /Hiroshi Suda

Profile

東海旅客鉄道株式会社

相談役

私は学生時代から現代まで歴史とくに日本史に興味と関心を持ちいろいろな本も読み多くの先生方の講座講演にも出席して私なりに勉強してきました。そのなかで皇學館大学の先生や卒業生の方々の著書に接し又お話を承る機会がありました。そこで皇學館の先生方が今の日本の教育に欠けている確かな信念を持たれ、それにもとずく独自の史観をもっておられることに感銘を受けた記憶があります。しかし皇學館は一般市民にとってこれまでやや遠い存在でした。入学資格に制約があった時もあり戦後は長い廃学期もありました。復興後も学科が限られていたからです。今回現代日本社会学部という幅広い分野の新学部ができ、皇學館が多くの人々にとってより身近な大学になることは誠に心強いことであります。新学部が正しい史観と理念をもって研究を深められ、これまでの大学にない新しい日本学・日本文化を開かれることを期待して止みません。

森田 文憲/Fiminori Morita

世界に向けて、日本を語れ

「船の科学館」は、国内外の社会貢献支援を行う日本財団グループに属する海洋博物館です。1992年にイタリアのジェノバで開催された「国際船と海の博覧会」では、日本館副館長として勤務する機会を得ましたが、そこで感じたのは“世界に於ける日本”という視点と、世界と向き合う仕事には自らの国を知り伝える努力が不可欠だということです。伊勢の地は、日本文化の源流であり、2000年の歴史と伝統、加えて美しい山河、穏やかな気候と、勉学に絶好の環境にあります。私にとっても、この地での4年間は人間形成の原点となりました。

“現代日本社会学部”から、「日本」を語れる「国際人」が輩出され、『日本学の皇學館』として揺るがぬ存在となることを熱望します。

森田 文憲/Fiminori Morita

Profile

皇學館大学卒

日本海事科学振興財団・理事長(船の科学館・館長)

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